水素で抗酸化!水素でカラダを守る

水素について調べたことを詳しく書いていきます。

活性酸素を取り除く抗酸化物質

活性酸素を除去する成分は抗酸化力の強いビタミンC、ビタミンE亜鉛セレンなどのミネラルや、最近よく話題になるポリフェノールなどの植物性のものがあります。

抗酸化ビタミン

・ビタミンC
レモン、いちごなどの果物や緑黄色野菜に多く含まれ、血液中など水分の多いところで強い抗酸化力があります。

ビタミンE
脂溶性のビタミンEはごま、ピーナッツ、うなぎなどに多く含まれていて若返りビタミンとも呼ばれ、酸化されやすいとされている不飽和脂肪酸でできた細胞膜の酸化を防いでくれます。

・ミネラル

タンパク質とともにミネラルは体内でつくる酵素の原料となっています。

亜鉛
亜鉛には酸化されやすい細胞を守ってくれる働きがありますが、加工食品などの中には身体から亜鉛を排出したり、亜鉛の吸収を阻害する食品添加物を含むものがあったりします。現代人は亜鉛不足になりやすいですし、男性は亜鉛が減少するとあまり良くないことも起こってきます。

セレン
セレンはイワシの丸干し、シラス干し、小麦胚芽などに多く含まれており、活性酸素を抑制する抗酸化酵素の合成をするために必要な大切なミネラルです。亜鉛と一緒にとると効果が出やすいのです。
ポリフェノール

ポリフェノールには5,000以上の種類があります。
お茶に含まれる「カテキン」やそばの「ルチン」、大豆の「イソフラボン」などもポリフェノールの一種で、これらを総称してポリフェノールと呼ぶわけです。
ポリフェノールとは、多くの植物が光合成する際に作られる色素や苦み、渋み、アクの成分のことをさします。ポリフェノールは、植物そのものに対して細胞の生成、活性化、分裂を助け、そして外部からの有害物を無毒化するといった働きがあるので、植物が自分自身を守るのに必要な成分なのです。
植物中のポリフェノールは、表皮や種子に多く含まれています。ですので、たとえば赤ワインには多く含まれているのですが、ブドウの果皮を取り除いて作られる白ワインにはあまり含まれていないのです。
わたしたちがポリフェノールを摂ると主に老化防止や体内の酸化を阻止する作用があると言われています。ポリフェノールは熱に強く、壊れにくい性質を持っているのですが、とても酸化しやすく空気にさらされた直後から少しずつ減少していきます。

アントシアニンプロアントシアニジン
赤ワインやブドウの種子に含まれていて、皮膚の成分であるコラーゲンやエラスチンと結合しやすく、活性酸素によるダメージを修復する働きがあります。

・カロチノイド
緑黄色野菜に多く含まれる色素成分です。
トマトに多く含まれるリコピンは特に抗酸化力が強いことで注目されています。

カテキン
緑茶に多く含まれ、脳内で発生した活性酸素を抑える働きがあります。

ビタミンEが抗酸化力を失ってしまいますとビタミンCがEの再生を促します。ミネラルは活性酸素を防御するための抗酸化酵素を活性化させていきますので、ポリフェノールとビタミンCをとると相乗効果が高まり、お互いに協力しあってくれるので、野菜や果物など豊富に含まれているもの幅広くを食べるとさらに効果的なのです。