水素で抗酸化!水素でカラダを守る

水素について調べたことを詳しく書いていきます。

歯周病が原因で増加する活性酸素を抑えるには水素が効果的

痛みが出ることがほとんどなく、気付かないうちに進行する歯の病気「歯周病」。

日本人が歯を失う原因の第一位です。日本人の半数、30歳以上の80%がかかっていると言われ、その7~8割が治療せずに放置されていると推定されます。

この歯周病にも、水素が有用だと言われています。 ココでもう一度、免疫作用についての確認です。 「免疫作用〜活性酸素」 傷口から最近が入り込んできた時に外敵を察知すると攻撃を仕掛けていきます。免疫細胞はまず、スーパーオキシドを作り出し、過酸化水素に変換していきます。そして、他の酵素物質によって次亜塩素酸が作られます。最近を殺すためにです。殺菌作用が強い次亜塩素酸は私たちの生活でもよくみかける成分です。 この過程の中で、活性酸素が過剰に作られてしまうことが有るのです。外敵から身を守るために免疫作用が過剰に反応してしまうのです。

体全体がいつでも攻撃できる状態になっているのです。

そして、余分に作られてしまった過酸化水素の一部が悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルに変化してしまい、外部から侵入してきた細菌だけでなく、自分の身体、すなわち、自分の細胞までも攻撃をしてしまうのです。熱をもったり、赤く腫れたり、痛みが出てしまう炎症が起こるのです。

さて、歯周病の話に戻りますが、一体、歯周病とはどんな病気なのでしょうか・・・。

  

歯周病ってどんな病気??」

  

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症疾患です。歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の周りが「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません。)そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。 わたしたちの口の中にはおよそ300〜500種類の細菌が住んでいるといわれます。これらは普段は、あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが不十分だったり、砂糖を過剰に摂取したりすると、細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くため、うがいをした程度では落ちません。

この歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。この歯垢(プラーク)の中の細菌が歯肉に炎症を起こして、やがては歯を支えている骨を溶かし結果的に歯を失う原因になります。歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石に変化、歯の表面に強固に付着します。こうなるとブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に歯周病菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

 

「水素と歯周病」の研究結果

  

【2012年9月、岡山大学は、水素水の摂取に歯周病を予防する効果があることを動物実験で証明したと発表しました。同成果は、岡山大学院歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学 教授の研究グループによるもので、欧州の歯周病専門雑誌「Journal of Clinical Periodontology」にも掲載されました。 研究は、歯周病のラットを2群に分け、1群に蒸留水を、もう1群に水素水を摂取させる形で行われました。 研究の結果、蒸留水を与えたラットでは、時間の経過とともに、血液中の活性酸素の濃度が上昇していきます。しかし水素水を与えたラットでは血液中の活性酸素の増加を抑えることが確認され、また、水素水を与えたラットの歯茎の組織を観察したところ、蒸留水を与えたラットに比べて歯周病の進行が抑制されていることも確認されました。 この研究からその進行に活性酸素が大きく関与していることが知られています。

同研究グループでは、「水素水の摂取に伴う活性酸素の減少が、結果として歯周病の進行を予防した可能性」と「水素水の摂取などで抗酸化力を高めることが歯周病予防に効果があると示唆される」としています。】

 

上記の研究の結果からもわかるように、歯周病歯周病菌で歯茎に炎症が起こるのですが、炎症が起きると炎症性ホルモンが分泌されます。

全身の免疫細胞から活性酸素が出やすい状態になるのです。すなわち、全身の活性酸素量が増加してしまうのです。 歯磨きをよくする人と歯磨きを余りしない人では、健康状態がずいぶんと変わってしまうということになります。

歯磨きを余りしないと歯周病になり歯茎に炎症が起こり、その炎症がきっかけで全身の炎症性ホルモンの量が増えてしまいますので、当然、活性酸素の量も増えてしまいます。歯磨きをしないことは当然、歯や歯茎の健康にも影響することなのですが、歯や歯茎の健康だけでなく、全身の健康状態にまでも大きな関係があるということになるのです。

 

歯を失う原因でありながら、なかなか発症や進行に気が付きにくい歯周病。 適切な歯磨きなどに加え、水素を飲用することによって抗酸化生活をおくることで歯周病だけではなく、何らかの病気を未然に防ぐ事ができるのです。歯磨きや歯石除去といった口腔ケアとともにいま歯周病予防・病気の予防に水素が必須のアイテムと言っても過言ではありません。