水素で抗酸化!水素でカラダを守る

水素について調べたことを詳しく書いていきます。

活性酸素の酸化が原因で起こる血流障害

 

ヒトは血管とともに老いると言われています。逆を言えば、血管が若くて丈夫であれば、カラダ中を新鮮な血液がスムーズに流れて、しっかりと栄養を送り、さらには、カラダに不要なものは運び去ってくれるのです。肌もツヤツヤとみずみずしくなり、いつまでも若々しくいることができます。
しかし、活性酸素が増えることで、血管の中の酸化が進んでしまいます。そして、余分な脂肪分が酸化してしまい、過酸化脂質になります。それが原因で血液をドロドロににごらせてしまい、血管そのものを弱めるので、体力そのものを低下させてしまうのです。そして、血管が詰まっていきます。すなわち、血流障害が起こってくるのです。これにより、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしてしまいます。

私たちのカラダは約37兆個の細胞でできています。そのひとつひとつの細胞膜が不飽和脂肪酸と言われるものでできています。この不飽和脂肪酸という物質は非常に酸化しやすい物質なのです。身近なわかりやすいもので例えるなら、揚げ物のときに使う油と同じ性質をもっています。

不飽和脂肪酸活性酸素によって酸化した過酸化脂質は、熱で酸化してしまった油と同じものといえます。カラダの細胞は揚げ物の油と同じ状態になっていると言ってもいいのです。

私たちは食事などで取り入れた炭水化物や脂質を代謝することでエネルギーを生み出しています。このエネルギーを生み出すときに化学反応をおこします。そのときに活性酸素が発生し、酸化してしまいます。空気中の酸素と触れないようにして生きていくことができればいいのですが、呼吸から酸素を取り入れ、血液の流れによって全身に酸素は運ばれていきます。そして、エネルギーとして使われていきますので、細胞の酸化は避けては通ることはできないのです。活性酸素による酸化によって、過酸化脂質が増え血流に障害が出る原因がココにもあるのです。

また、活性酸素による細胞に対しての影響はこの他にもあります。

マサチューセッツ総合病院のワイツマン博士らによって、活性酸素が細胞膜を破壊してしまい、その際、細胞の核にある遺伝子が1000個ぐらいに切断され、その中に50個もある遺伝子がガン細胞を作るように働くことがわかりました。
活性酸素が過酸化脂質という有毒作用物質を連鎖的につくり、細胞膜や遺伝子を次々に破壊してしまい、ガンや成人病の原因となることがわかってきました。ガン遺伝子をはたらかせてしまったり、異常化したガン細胞をガン化させる発ガン促進物は、活性酸素を発生させることも分かってきました。

また、日常生活の中でのストレスも活性酸素をつくりやすいことで、ガンの大きな要因となることも明らかにされてきています。その理由は、私たちが日常の怒りや不安定などのストレスによって、自律神経の交感神経が緊張を余儀なくされると、間脳視床下部から副腎髄質に指令が伝達されます。

そこで、アドレナリン などのホルモンが分泌されます。そうすると、ホメオスタシス(恒常性維持)という身体を正常化するコントローラーが働き、このホルモンを分解するための酵素が作用します。このとき活性酸素である過酸化水素やヒドロキシルラジカルなどが発生するのです。

その活性酸素を取り除く物質に、水素、SODや抗酸化物質などがあります。

毎日の生活の中に水素を取り入れておくことは本当に重要な事なのです。